Exmentについて
完全無料で使えるノーコードDBであるExmentについて、クライアントPCのローカル環境にて使っていたのですが、先日の記事にある通り強制終了によるDB破損で立ち上がらなくなりました。つきましては別端末にインストールすることにしたので、備忘録代わりに記事にします。
Exmentは無料で使えるのにきちんとリレーショナルが組めてユーザの作成~権限の設定などいろいろなことができるため、今までExcelやAccessで管理していたデータが非常に管理しやすくなります。直感的なUIとノーコードの設計により誰でも簡単にデータを見たい情報の表示にすることができます。
さて、さっそくWindows11にExmentをインストールしていきます。
Exmentをインストール
以下手順で進めます。躓きそうな点だけ補足説明しようと思います。基本的には公式サイトを参照してください。
- XAMPPをインストール ※PHP8.2以上
- 環境変数の追加
- データベースを作成
- Composerのインストール
- PHPをインストール ※4の前に
- Exmentのインストール
- Exmentの初期設定
3について公式サイトと少し異なりますが以下の画像の通りでDBを作成しました。
4についてComposerはPHPが既にインストールされていることが前提です。インストールされているかをコマンドプロンプトで確認しましょう。
php -v
これはダメな例です。phpをインストールします。
5についてPHP(8.2以上)をダウンロードして、「C:\xampp」に配置して環境変数を設定するだけです。環境変数はPathに「C:\xampp\php」と入力しましょう。
上記のようにバージョンが表示されればOKです。4のComposerのインストールに戻ります。ComposerのダウンロードサイトよりComposerをダウンロードしましょう。基本的にはそのままインストールするだけでOKです。最後に、下記コマンドでComposerがインストールされているかを確認しましょう。
composer -v
これで以下の画像が出ればOKです。
次のステップに進みます。
6についてExmentをダウンロード、展開してローカルに設置するだけです。詳しくはインストール手順をご確認ください。設置が終わればXAMPPよりApacheとmysqlを起動して簡単インストールから初期設定を始めましょう。とりあえずURLに「localhost」とだけ入れて下記画面が出るかを確認します。
上記画面が出ていればもう少しです。次はURL「localhost/admin」と入力してください。すると、下記画面のようにインストール画面が表示されるかと思います。
あとはポチポチ設定していきます。データベース種類など変更するべき個所は変更します。
この画面になるともう少しです。
次の画面で「デバッグモードでインストールする」にチェックを入れる方が、エラー時の原因が特定できるのでチェックを入れて「インストール実行」をクリックしましょう。無事に完了すれば以下の画面になります。
ここからはお好みのようにカスタマイズしていきましょう!ざっくりとインストールは終わりです。そこまで難しい作業も必要なく、比較的短時間でインストール迄はできるかと思います(ただしクライアントPCのローカル環境なのでテスト専用だと思います)。
このExmentについて個人的に無償なのにすごく使えると思っているので、これからも何度か記事にしていきたいと思います。