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Gemini Proが日本のBardをサポート!回答確認機能も追加

はじめに

Gemini Pro(ジェミニ プロ)が日本語でも利用できるようになりました。公式でも以下の様に記載されております。

Gemini Pro 搭載 Bard の対応言語を拡大
更新内容: Gemini Pro 搭載 Bard が、Bard を利用できるすべての言語に対応し、世界中でご利用いただけるようになります。

実際にBardに聞いてみると画像のように回答がありました。

Gemini Proの最新機能について簡単にまとめます。特に機能強化された点として以下4点あります。①商品ページに画像と説明文を自動で作成、②音声通話をリアルタイム翻訳、③日本語で指示を出すだけでプログラミングコードを自動生成、④専門的な質問にも、わかりやすく回答、です。

また日本のBardに対応しても回答確認機能も追加されました。この機能は、ユーザーが生成された回答を選択して確認し、必要に応じて修正できるものです。回答確認機能は、ユーザーが生成された回答の信頼性を評価し、誤った情報を拡散することを防ぐのに役立ちます。

回答確認機能を利用するにはBard の回答にある[G]のマーク[回答を再確認] をクリックします。

すると、Bardの回答でハイライト表示された記述を確認できます。下記画像の通り、文字の網掛けの色によって意味合いが異なるようです。

Gemini Proの特長解説

Gemini Proの基本機能と利点を説明します。まずGemini ProはGoogle AIが開発する最新世代の生成AIです。従来の生成AIと比較すると、テキストだけでなく、画像や音声などの情報も理解し処理できます。これは、従来のテキストベースの生成AIでは実現できなかった高度なタスクを実行可能にします。

また、音声やテキストをリアルタイムで翻訳できます。これは、異なる言語を話す人同士のコミュニケーションを円滑にし、ビジネスや学習の場において大きな利便性を提供します。さらにAPI連携もできるので、APIを通じて他のサービスと連携できるため、利用シーンはさらに広がります。今後のブログではAPI連携についても触れていきたいと思います。

Gemini Proの利用料金について調べてみました。どうやらGemini Proは、現在についてはベータ版として無料で利用できます。ただし、利用できる機能やAPIリクエスト数には制限があるようです。

正式版のリリース時期はまだ発表されていませんが、サブスクリプション型の料金体系になることが予想されています。具体的な料金プランはまだ公開されていませんが、利用する機能やAPIリクエスト数によって料金が変わる可能性があります。

ベータ版の利用について

ベータ版では、文章生成、翻訳、情報整理、質問応答が無料で利用できます。またベータ版でも、以下の機能においてマルチモーダル対応が実現されています。

  • 画像とテキストの組み合わせ:
    ・画像に基づいて文章を生成
    ・文章に基づいて画像を生成
  • 音声とテキストの組み合わせ:
    ・音声をテキストに変換
    ・テキストを音声に変換

よって、無料でベータ版のGemini Pro であっても、従来の生成AI以上のことはできると思われます。

まとめ

利用できる機能やAPIリクエスト数には制限があるようですが、Gemini Proは、下記の通り現在ベータ版として無料で利用できます。

特別なチューニングを行った Gemini Pro を搭載した Bard は現在、40 を超える言語に対応しており、230 を超える国と地域で利用できます。

実はGemini Proと日本語Bardは、それぞれ異なる強みを持つAIモデルです。この両モデルともに今後さらなる発展が期待されます。これら両モデルの連携によって、より高度なタスクの実現や新しいアプリケーションの開発が可能となり、私たちの生活や社会に大きな変革をもたらす可能性があります。今後の動向に注目しましょう。

■参考URL
日本語の Bard でも Gemini Pro が利用可能に。 あわせて、回答を確認するダブルチェック機能も公開。
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