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GoogleのSGEが名称をAI Overviewsに変更!

はじめに

Googleは2024年6月19日、AIを中心に日本における同社の取り組みを紹介するGoogle for Japan 2024を開催しました。ここで「AI Overviews」を日本でも年内開始と発表しました。ちなみみにですが、米国では5月末からスタートしています。

この「AI Overviews」はもともとGoogleの「Search Generative Experience(SGE)」という名称だったのですが、このSGEが提供する機能の拡張を反映するため、名称を「AI Overviews」に変更したようです。これによりサービスの中身がどう変わるのか、またパープレとの比較について記事にしていきます。

GoogleのSGEとAI Overviewsについて

Googleの「Search Generative Experience(SGE)」は、生成AIを活用して検索結果を向上させる新しい検索機能です。SGEは、Googleが開発した新しい検索機能で、AIが生成した回答を検索結果のトップに表示します。これにより、ユーザーは複雑な質問や一つの正しい回答が存在しないような状況でも、動的に生成された回答を得ることができます。

パープレより引用しました。まず、ユーザの検索意図に応じてAIが自動的に回答を生成してくれます。また特定のソースだけでなく関連するコンテンツを提示してくれるため、より多角的な情報を得ることができるようです。

このSGEの導入により、SEO(Search Engine Optimization)への影響も予想されています。SGEが検索結果のトップに表示されることで、従来の検索結果上位に表示されていたWebサイトへのアクセスが減少する可能性がある一方で、SGEの特性を理解し、生成AIに参照されやすいコンテンツを作成することが新たなSEO対策として重要になると考えられています。

「AI Overviews」についてもベースはSGEのまま、機能を拡張されるものと考えてよいのではないでしょうか。さて、次に「AI Overviews」とパープレ(Perplexity AI)の違いについて考えていきましょう。

「AI Overviews」とパープレの違い

まず共通点としては両者とも生成AI技術を使用しており、ユーザーの質問に対して自動生成された回答を提供する点です。例えば、いわゆるググる際、今までであれば単語をスペースで区切って検索していました。それがチャットのように口頭ベース(チャットベース)で検索すると、希望に沿った回答をAIが自動で生成しれくれます。

最近から使い始めているパープレですが、実際にパプると口頭ベースの質問に対して的確で、根拠のある、さらに最新の情報で希望に沿った回答を提示してくれるので、本当に検索の仕方が革新的に進化したと感じています。生成AI技術が検索にもたらす影響力の大きさと実感しており、本当にググるからパプるに変わるのではないでしょうか。

さて共通点とは逆に相違点としては検索に使われる生成AIモデルでしょうか。「AI Overviews」はもちろんGoogleのGeminiが利用されます。パープレは大規模言語モデル(LLM)を使用しており、自然言語処理技術を駆使してユーザーの質問に対する回答を生成します。

また画面周りとしては「AI Overviews」は検索結果の上部に要約を表示することで検索性を向上させますが、パープレは詳細な質問応答を提供することでユーザーの求めている回答を生成し、検索性を向上させることになると思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。どちらが優位なのかはわかりませんが、現状は先行してパプることができ、このパープレが使いやすい、期待した通りの結果が出る、となればググるからパプるへの流れが加速すると考えております。実際、パープレを利用し始めてから、ほとんどGoogle検索をしなくなりました

生成AIごとに得意不得意があると思われ、今後もChatCPTやGeminiを使うことはあると思うのですが、現状、パプることで何も困っていることはなく、確実に利用頻度などの点において比重が変わってくると思います。

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中小企業の一人情シス・社内SEのAsakiが
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