はじめに
以前noteに書いた通り、SynologyのNASにExmentをインストールしました。
(私のやってるnoteの記事です)
NASにインストールしたExment利用開始時はM.2搭載のノートPCのApacheで動かしていた時に比べてもっさり感を感じておりましたが、いつの間に全く気にならなくなっており、利用者が数名程度であれば快適に利用できております。
今回はNASにインストールしたExmentについて、その後の運用について簡単にメモします。
バックアップについて
今の環境はSynologyのNASのため、OSはLinux。Windows11のノートPCとは異なります。Windows11のノートPCの場合はExmentのバックアップについて同じローカル内にExmentの機能とタスクスケジューラを利用して日時でバックアップしておりました。
ただLinuxだと私の知識不足もあり同じように設定するとなると少し時間がかかるかもだったので、「いっそのこと」ということで。SynologyのNASに登載されている機能であるHyper Backupを利用することにしました。
Hyper Backupは、Synology NAS向けの直感的なバックアップソリューションで、共有フォルダ、パッケージ、LUN、システム全体を保護するための包括的なツールです。複数のバックアップ先に対応し、データ重複排除技術により効率的にストレージを使用できます。また、軍事グレードのAES-256暗号化でデータを保護し、複数バージョンのバックアップを管理できるため、必要な時点のデータを簡単に復元することが可能です。
–Felo AIを利用
今回は外付けのストレージとして容量の大きなUSBをNASに挿入し、システム全体を含めてExmentの領域をマルっとバックアップです。上記の通りセキュリティを担保しつつしっかり世代管理しながらバックアップがとれます。NASのバックアップもとる必要があると思っていたため、ちょうどいい感じにバックアップを構築できました。
メールサーバについて
やっぱりメールサーバを利用してExment発信でメールも飛ばしたいですよね。ただいろいろ調べていると敷居が高そうだったので、Webメール(今回はGmailを利用)で実装しました。例えばアカウントのパスワードリセットやアカウント新規作成時にGmailからメールを飛ばせるようになりました。
Gmailに限らず、フリーのメールアドレスについて昨今セキュリティに厳しいです。非常に初歩的な内容ではありますが、Gmailを設定するときに2段階認証かつアプリパスワードを利用することに少しつまづきました。これをしないとメールサーバにログインできず、メールを送信できていなかったのです。
おわりに
NASにインストールしたExmentの運用について簡単にまとめました。バックアップは基本ですが、Synologyの機能を使うことが安定性、冗長性、難易度的にも最適かと思われました。今の環境は諸事情によりRAIDを組んでいないですが、とりあえず外付けストレージに日時バックアップをしています。
メールの件について、Gmailを使うことで簡易的であれば簡単に実装できます。会社のドメインを使うとややこしそうなので、試験的であればフリーのメールアドレスでもよいかと。送信者名なども変更できますが、受信者側ではgmail.comが見えてしまうのでカッコよくはないです。
いろいろ使い倒せそうなので、また何か発見あればメモ代わりにブログにしようと思います。